「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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因縁の水路をふさぐ(2)日々雑記

20250323



このときバッグには現金など貴重な物件が入っており、弁当箱を守ってバッグをみすみす流した重大な過失を悔やんでも今さらどうしようもありません。何とか失われたバッグを見つけなければ。


水路が暗渠の中を通ってどこに出てくるかわからない。当時会社の幹部で地元を良く知るKさんに電話で事情を話し、このへんに出てくるだろうと当たりをつけました。


翌日はちょうど休日で、朝から捜索に出かけますと、水路端にKさんが既にいるではありませんか。心配して駆けつけてくれたのです。何とありがたいこと。


二人で水路に沿って東方向へ下っていきます。1㌔以上歩いて国道を渡り、さらに進んで水路(もう水路ではなく川で、流れは緩い)がトンネルから表へ出てくる開口部をのぞき込みますと…2㍍ほど奥に、バッグが石に引っかかっているではありませんか。


周囲に雪など残っていましたが迷わず裸足になってジャブジャブと川に入り、ようやく獲物をゲットしました。中身は無事、入っていたお金はアイロンをかけて新札同様になりました。もう少し奥だったら見つけられなかったでしょうし、暗渠の途中に何か引っかかりがあったら、どうしようもありません。


落とし物もさることながら、そもそもあの深さのコンクリートの水路に仰向けに転落して、手にかすり傷を負ったくらいで済んだのは奇跡です。当たり所が悪ければ大怪我の可能性だってありました。落ちたことは不運なれど、不幸中の幸い、人生最大級の運をここで使ってしまったのではと思いました。


因縁の水路、もうすぐ塞がれます。別に寂しくはありませんが。

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3か所同時工事しごと

20250318





水路の工事は当社が直接関わるものではありませんが、実は社内でも2か所の工事をいま行っていて、今日はまた大変賑やかです。


一つは冷凍庫に「移動棚」を取り付ける工事。棚全体がレールの上をスライドするようになっています。大きな図書館なんかで目にすることがありますね。


これまで通路のスペースだったところも棚として使えます。収容能力がアップするのはもちろん、棚と棚の間の床上には荷物を置けませんから、冷凍庫内部が否応なく整頓されるという効果も期待できます。


当社の冷凍庫では2011年8月、部分的に導入しており(本欄でも2回にわたって書いています)成果が見えていますので、だいぶ経ちましたがエリアを広げてみたということです。厳しい冷気の中で荷出しの作業をするのは大変なことですが、負担の軽減に役立つことでしょう。工事自体は簡単なもので、きょう一日で完了しました。


もう一つは、倉庫内の一角に温度管理できるスペースを設けワイン保管庫として使おうという工事です。これまでお恥ずかしいことに、ワインは常温に近い場所で在庫していました。そこは厚い壁に囲まれた温度変化の少ない場所ではありましたが、昨今の夏の暑さを鑑み、さすがにこれではイカンと、断熱とエアコン設置に踏み切りました。(冷蔵庫というわけではありません)


ワインの売上も増えてきて保管スペースもこれまで以上に必要になってきました。ひとまとめにして集中管理をし、場合によってはお客様に在庫をお見せしながら商談できるようにしたいなと思っています。ワインにまだ馴染みの少ない社員でも簡単にアクセスできることを狙っていますが、さてどうなりましょうか。


ワインのほか、製菓用のチョコレートなどもここに置くつもりです。今月中の完成を予定しています。

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因縁の水路をふさぐ(1)日々雑記

20250316



「新着情報」にある通り、本社前を通る水路に蓋をする工事が今週から進められています。それに伴い道路も片側交互通行となっていて、ご迷惑をおかけしております。一か月ほどの工事のようです。来社される方、通行される方、どうかお気をつけ下さい。


この水路は季節を問わずそれなりの水量があり、流れもそこそこ急でした。35年前に当社が今の場所に移転してすぐ、私は足を踏み外してこの水路に落ちたことがあります。まったくカッコ悪い話ですが…


当時はこの道(中央道駒ヶ根インターへ向かう、通称「アクセス道路」)が開通してまもない頃。周りはすべて田んぼや畑で、店舗などまだ一軒もありません。従って夜は真っ暗です。


その日(12月下旬)仕事を終えて施錠し帰宅する段になり、会社入口の車止めチェーンを掛けようと端を持って後じさり。最後の一歩を踏むはずのところ、そこには地面はなく、そのまま仰向けに転落しました。


落ちた衝撃とか体を打ち付けて痛いとかよりも、とにかく水が冷たく、必死で這い上がった私。落ちたとき右手はチェーンを持ち、左手は紐のついた弁当箱を持ち、セカンドバッグを脇に抱えていました。水路から脱出し気が付くと弁当箱は持っていましたが、バッグがありません。


これはヤバい!水路に沿ってバッグを追いかけますが、流れは速いし周りは真っ暗だし、ところどころ暗渠になっているし、見つからない。どうしようもありません。翌朝に再捜索することにして全身びしょ濡れのまま車に乗り、帰宅して風呂に入ってようやく落ち着きました。


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ワイン関税200% 飲みもの、お酒

20250314



やりたい放題のトランプ大統領。今度はアルコールまでもターゲットに。

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(ロイター)トランプ米大統領は13日、EUが米国産ウイスキーへの課税措置を撤廃しなければ、EUから輸出されるワインやシャンパンなど全てのアルコール製品に200%の関税を課すと表明した。
トランプ大統領はソーシャルメディアに「全世界がわれわれを搾取している」と投稿。EUは世界で最も敵対的かつ搾取的な関税当局で、米国を利用することのみを目的としていると批判した。
(中略)トランプ大統領の関税に対抗し、カナダもこれまでに米国産のビール、ワイン、バーボンなどに報復関税を課す方針を表明しており、アルコール製品が貿易戦争での主要品目になりつつある。
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米国人がフランスやイタリアのワインをどのくらい飲んでるのでしょう?しかし200%というのはすごい。この関税はEUが払うのではなくアメリカの輸入業者が払い、価格に転嫁されるのですからまともには飲めない値段になってしまいます。


リンク先のアルコログというサイトででワインの輸入量統計を見ると、アメリカは世界一ワインを輸入している国だそうです。全世界の14%を輸入していて、しかも30年近く右肩上がり。意外に飲んでいます。


一方でヨーロッパ人は、アメリカの酒をどのくらい飲んでいるのでしょうか。彼らがバーボンを飲む姿を想像しにくいです。バーボンを輸入している国はスペインがやたらに多く、次いで我が日本。この2か国を除くとバーボン以外のウイスキー(って何だろう?)の輸出の方が多いようですね。


アメリカの欧州へのウイスキー輸出量はリンク先の表にあるだけで約9千万ℓ、ワインの輸入量は14億ℓ。輸入先がわかりませんが多くは欧州でしょう。この量を盾にとられると確かにヨーロッパのワイン生産国は苦しいだろうと思います。(ちなみにアメリカは、輸出するより多くのウイスキーを輸入もしています)


いずれにせよこれが実行されたら、取扱業者はもちろんアメリカの消費者だって被害者でしょう。もっともトランプの「ディール」は最初にガツンとかまして後で少しずつ軟化していくのが常套手段だったりしますから、どこまで本気にすればいいのかよくわかりませんが。


当社はカリフォルニアワインの扱いは少なく、直ちに影響することはないと思いますが、こんな不毛な戦いに巻き込まれるのはごめんです。

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中津からあげ食べもの

20250310





別府からちょいと足を延ばして、中津、宇佐へ。。


中津は大分県の最も西北に位置し、中津城(改修中につき見学できず)のすぐ近くを流れる山国川を渡るともう、福岡県なのです。中津は福沢諭吉翁の出生地として知られていて、幼少時を過ごした家が保存されており、同じ敷地内に記念館もありました。「諭吉かるた」なんてのも売ってました。


さて中津といえば「からあげ」。近年ではご当地グルメとして全国に名をとどろかす存在になりました。有名店が別府や大分はもちろん、首都圏にまで店舗展開をしています。戦後の食糧難にあたって政府がこの地域の養鶏を推進したとか、満州からの引揚者が中国の鶏料理を再現したとか言われるそうですが、中津最初のからあげ専門店ができたのは1970年で、ちょっと年代が合わないのでは?


「聖地中津からあげの会」には16軒、中津耶馬渓観光協会のサイトによれば37軒のお店が紹介されています。ここで大事なのは、ほとんどのお店はテイクアウト専門店で、揚げたてのからあげでビールをグイッとやれる食事スペースがないということです。お店でからあげを購入し車の中や公園などで食べなくてはなりません。観光客にとっては、ちとつらい。


「総本家もり山」というお店に行ってみました。市街地から外れた立地で、イートインのスペースはあり時分どきにはお弁当も売っているようですが、私たちが行ったときはもうご飯が終わりでした。昭和45年の創業、中津の専門店としては一番歴史が古いとのこと。中津では「もり山万田本店」という店が有名ですが、親戚関係ではあるものの別のお店です。


注文を受けてから調理を始めてくれて、揚げたてをいただけます。骨なしモモ肉と砂ズリを購入。店内で熱々を食べてみますと、塩味にニンニクの香りが高く、鶏肉もジューシーでおつゆたっぷり。これはさすがにひと味もふた味も違います。名物と称されるだけの価値は確かにありますね。


「もとより九州は鳥食文化が進んでおり、福岡では鶏の水炊き、宮崎では地鶏の炭火焼きやチキン南蛮、大分ではとり天などがありましたが、中津では特有の鶏料理がなく、もちろん唐揚げ店も存在しませんでした(もり山ホームページより)」という環境から出発し、これを名物に育て上げた地域の力は素晴らしいと思います。地元に住んで夕餉にたらふくからあげを食べられる中津の皆さんがうらやましい。

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別府よいとこ日々雑記

20250306

先月後半の3連休を使って、別府をはじめ大分県を巡ってきました。別府というのは、さすがは日本が誇る温泉地ですな。大変楽しく過ごせました。


日本各地がすごい寒波に覆われた時期で、暖かいと思った九州でも終始上衣が手放せない寒さ。帰ってくる日などは大分空港がすっかり雪に覆われ、午前中クローズになるという事態にもなりました(私たちのフライトには影響はほとんどなかったですが)。


それでも別府市内は街中あちこちから湯気がもくもくと噴き出しているくらいですから、地面もあったかいのでしょう。県内の他の場所と比べれば、やはり気温が違うなという気もしましたよ。


大きな温泉旅館から住民が日常に利用する簡単な温泉まで、さまざまなスタイルの温泉が楽しめ、しかも3連休にもかかわらずオーバーツーリズム的に人が多すぎる感じもせず、快適でした。外国人観光客が特別目立つ、という風でもなかったかな。


一泊目は夕食付の大きな旅館でしたが翌日は外で夕食を食べ、関サバやらとり天やら、いろいろ名物をいただきました。関サバは言うまでもなくわが国を代表するブランドサバで、値段もよろしい。名物とは言ってもポンポン釣れるわけでもないでしょう、予約なしではなかなか食べられないようです。やっぱり太ったサバはいいですね!プリプリした独特の歯ごたえが素晴らしいと思います。旨味もしっかり。


夜の街は居酒屋はもちろん、焼肉屋がとても多い印象です。ラーメン屋は少ない。若い人から熟年まで幅広い年齢層のひとたちで遅くまで賑わっていました。


最近絶大な人気の湯布院にも昼間行ってみたのですが、歩き食、お洒落なカフェ、若者向け雑貨の店ばかりで、しかも山のような韓国人観光客でまっすぐ歩くのも困難なほど。原宿みたいだな。超高級旅館御三家に行くならともかく、人気のストリートや金鱗湖も大人がわざわざ行くのもどうだろう、というのが率直な感想です。

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Instruments of a Beating Heart読んだり見たり

20250303



今日は米アカデミー賞の発表があり「ANORAアノーラ」が作品賞・監督賞・主演女優賞などに輝きました。。


その中で、ほとんど話題にならなかった「短編ドキュメンタリー賞」にノミネートされた日米共同制作の「Instruments of a Beating Heart 心はずむ楽器たち」がありました。NHKとNYタイムズによるもので、監督は山崎エマさん。東京都世田谷区のある公立小学校が舞台です。

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(NHKサイトより)新1年生の入学式で「歓喜の歌」を披露するという最終学期の課題が課せられた1年生たち。あやめさんは、大役である大太鼓の奏者となるためオーディションに挑戦するも望み叶わず。その後演奏メンバーには選ばれるが練習では…。カメラが学校に入ったのはコロナ禍真っただ中の2021~22年。1年間長期密着した映像には、見たことのない子供たちの日々が記録されていた。
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NHKで1日の深夜にTV放送されるのを番組表で見つけました。予備知識ゼロでしたがタイトルに興味を持ち録画して観たのです。


小学校1年生、可愛いですね。オーディションでは大太鼓は一人しか選ばれません。発表のとき「まず手を挙げてオーディションに挑戦した皆さんに拍手です」と先生。選ばれた児童は飛び上がって歓喜し、落選した子は悲しむ。落ちて泣いている少女を励ます男の子。感情の自然な吐露が微笑ましい。


あやめちゃんは次にシンバル奏者選考に挑み、今度は見事に選ばれます。しかし練習では出を間違える失敗の連続。音楽の先生に厳しく叱責されます。


「他のみんなはもう楽譜なしでできるようになっている。みんなはどうして楽譜を見ないでできているの?(たくさん練習したからです、と返事)あなたは本当に練習したの?うまくできないのに、先生のところに相談にも来ないよね? オーディションに合格すれば、それでおしまいなの?それがゴールなの?」あやめちゃんは何も言えず、ぽろぽろと涙を流します。泣いているあやめちゃんを優しく励ます担任の先生。


さあ本番の入学式。新入生の前で、あやめちゃんはしっかり演奏できるでしょうか。心を動かされるドキュメンタリーです。 結局アカデミー賞獲得はなりませんでしたが、3/3現在、YOUTUBEで23分ほどの全編を観ることができます。

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「るるぶ」とコラボ食べもの

20250228

駒ヶ根にレトルト製品の工場を置く食品メーカー「ハチ食品」さん(本社大阪)がこのたび、信州ブランドのカレーを来月発売するとのこと。新商品発表会にお邪魔してきました。


本品は旅行雑誌「るるぶ」とのコラボで、パッケージがるるぶの表紙とそっくりに作られているのです。これまでに横浜、金沢、神戸、博多など12種類が発売されており、今回ラインナップに「信州」「ハワイ」が加わりました。


ハワイはさておいて、信州は「きのこカレー」ということで、地元駒ヶ根の生産者さんによるブナシメジ、牛乳、リンゴ果汁が材料に使われています。きのこカレーは世の中に出回っていますが、商品を紹介したハチ食品社長さんによると、レトルトカレーの中ではかなり人気があり売上も多い方だそうです。


試食してみると、いわゆる欧風仕上げで大変まろやかなカレーに仕上がっていると思いました。


先日仕事で東京へ行った折、新宿の紀伊國屋書店に立ち寄ってみましたら、1階に「るるぶキッチン」なるコーナーがテナントで入っていました。中まで入ってみなかったのですが、またご当地グルメを週替わりで提供する飲食店で、本品のようなコラボ商品も並んでいました。


観光の場において食の重要性は高まる一方です。ご当地グルメを楽しむことが旅の主目的だという(私のような)人もだんだん増えているでしょう。大手旅行社JTB、その出版物である「るるぶ」がご当地食の振興に取り組むことは自然な流れだと思います。


一連の企画の中で製造者のハチ食品さんが、工場が立地している駒ヶ根の原材料を使っていると大きくPRしていただいたのは大変ありがたいこと。本品が信州旅行のきっかけに、また地元土産として多くの方に買い求めていただけることを大きく期待しています。

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味噌汁のシジミ食べもの

20250220



妙なことがSNSで話題になっているそうな。どこぞのマナー講師が「味噌汁に入っているシジミは食べないのがマナー」だとつぶやいた?のが炎上しているんですって。フードロスになりかねないとか、汁に溶け出すよりも残った身の方に栄養があるとか、「食べる」派の人たちが怒っているようですよ。


「食べないのがマナー」というのは怪しいですね。ずいぶん昔、何かの記事で「食べる食べない、どっちが正しいの」と読んだときには「どっちでもいい」と回答があったような覚えがあります。


私もどっちでもいいと思います。小粒なシジミはいちいちほじくり出すのが面倒なので食べないことが多いですが、たまにアサリと見まごうような大粒なものと出会うことがあり、そんなときはもちろん食べますよ。


しばらく前、松江に行ったとき。地元のスーパーをのぞいてみました。生鮮魚介売り場を埋め尽くす(ちょいとオーバー)パック入りのシジミ。巨大なパックから小分けのものまで、シジミの山。宍道湖が日本一のシジミ産地であることはご存知の通りですが、やっぱり地元の皆さんは日常的に召し上がっているんですねえ。今の時期は「寒シジミ」といって、7月の「土用シジミ」とともに旬なんだそうです。


二日酔いの翌朝にはシジミのお味噌汁、という定説は、間違いではないが、喧伝されるほどの薬効があるわけでもないようで、プラセボ効果みたいです。信じる者は救われる。でもあまりこういう場面のお世話にはなりたくないものです。二日酔いでも胃に優しく美味しくいただけるものではありますが。


ところでいろいろな謎マナーが世の中にあるようで、結婚式のご祝儀に渋沢栄一の新1万円札はいけないとか(諭吉の新札がいつまでもあるわけでなし、なくなったらあとはどうするの)お酌をするときに徳利の注ぎ口(尖った方)から注いではいけないとか、訳がわかりません。洋皿に盛られたライスをフォークの背に載せて食べるというのは東京銀座の洋食屋、煉瓦亭が作ったマナーだそうです。(21.4.14)


マナー講師さんたちがネタ作りとして新たなマナーを創作しているのではないか、とまで言われております。マナーは同席する人が不快な思いをしないための心遣いですが、それまで誰も気にもしなかったことをわざわざ取り上げて「不快の素」を作ってしまうのも、マナーに反するのでは、と思います。

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太ったサバが食べたい(3)うな丼の未来

20250217

近年のサバ漁獲量を示すグラフがリンク先にありますのでご覧ください。サバが豊富に獲れた70~80年代は遠い昔の話。いったん漁獲量が持ち直した2015年以降、右肩下がりでサバは獲れなくなっています。中国ロシアが伸びているせいだとは思えません。このまま未成魚を獲り続けていけば、さらにサバは減っていくでしょう。


未成魚の多くはアフリカなどへ輸出されるそうです。値段が安いから。価格競争力がある、などという人もいるそうですが、とても高く売れる代物でないから安く売るしかない。もう1年、2年泳がせておけば何倍かの値段で売れるのに。若狭の焼き鯖も、いまや魚の産地はノルウェーです。


安くしか売れない魚を競争で獲り続け、資源を削り減らしている水産業の行く末を考えると、暗澹たる気持ちになります。ノルウェーが漁業者の天国なのか知りませんが、3Kとは無縁の高収入で、未来のある産業として後継者に悩むこともないと聞きます。彼らもここまで来るのにきっと苦労もあったでしょう。日本の漁業も、どこかで変われることを信じたい。

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(19.2.4の本欄より)私自身もサバは大好物で、はっきり言って大ファンです。焼き鯖なんて、これに勝るご飯のおかずは考えられないではありませんか。脂の乗ったサバをさっぱり味でいただく〆鯖も捨てがたい。旨煮も味噌煮も缶詰も、どう食べてもいいですね。洋食系でおいしいメニュー、何かないかな。大産地のノルウェーではどうやって食べてるのでしょうか。…
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そうだ、サバサンドがありましたね。トルコでは庶民の食として有名です。今でこそ日本でも知られていますが、昔かの地へ行ったときにはその存在を知らずに食べそびれました。当社お得意様、諏訪の「太養パン店」さんで販売しており、メディアに何度も取り上げられ人気商品になっています。ボリュームも満点、食べ応え十分、美味しいです!

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