「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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夏山、準備万端しごと

20170713













梅雨明けを待たずに各地で猛暑が続いています。いよいよ夏山シーズンもすぐそこまで来ていますね。


先日は中央アルプス・南アルプスの山小屋に向けて、ヘリコプターによる夏の食料荷揚げが行われました。


関連業者が早朝からヘリポートに集まって「モッコ」の上に荷物を置いていきます。だいたい1回の飛行で500㎏ぐらいが限度らしいです。飛行中荷物が安定するように気を付け、ネットをかぶせます。


ヘリが山から飛んできます。ホバリング(空中で静止状態を保つ)している間はさすがに相当な風が吹きます。私でもちょっと体がよろめくくらい。


モッコをヘリのロープにくくり付け…


あっという間に飛んでいきます。


言うまでもなく、山頂付近が晴天でないとヘリは飛べません。あらかじめ予定された日に、その通りすべての荷物を揚げられないことも多いです。朝のうちは晴れていても、だんだんガスが出てくることもしょっちゅうですからね。


この日は幸いに終始好天に恵まれ、順調に荷揚げが進みました。全部で何往復くらいしたんだろう?


この夏も多くの方々が山を訪れ、(食事もしっかり摂って)事故なく楽しまれることを願います。地元では準備万端でお待ちしています!

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日欧EPAしごと

20170708

フランスやイタリアのワインが安くなる。チーズもチョコレートも。消費者にとっては、朗報ですね。当社にとってもプラス要因が大きいでしょうか?

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(毎日新聞)日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉を巡り、安倍晋三首相は6日、ブリュッセルのEU本部でトゥスク欧州理事会常任議長、ユンケル欧州委員長と会談し、大枠合意を確認した。2019年初めの発効を目指す。欧州産のワインやチーズの関税が撤廃・削減されるほか、自動車や電気製品などの輸出の拡大が見込まれる。
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またしても自動車のために農業を犠牲にするのか、という気持ちもありますが、ここはひとつ前向きにとらえたいと思います。


日本がEUから輸入するワインには、1本約94円の関税がかかっています。高価なワインの場合は大した金額ではありませんが、千円を切るレベルのものではこれがあるとないとでは大きな違いです。


日本でのワインの最大の輸入元はずっとフランスでしたが、2015年からチリがそれにとって代わりました。安価で比較的高品質ということもありますが、日本とチリは2007年にEPAを締結しており、関税が対フランスよりずっと安いのです。さらに段階的に引き下げられることになっていて、2019年にはゼロになる見込みです。これは、大きい。


当社の扱うワインの主力価格帯は1000~1500円くらいですから、このゾーンで1本100円近くの引き下げができ、お客様により多くの選択肢を持っていただけることになります。全国的な眼で見れば間違いなくワイン市場の拡大につながるでしょう。


輸入チーズの価格引き下げもありがたい。近年のチーズの価格高騰は目を覆いたくなるようなものでしたから。もっともチーズについては関税が即時撤廃されるわけではなく、31000㌧の輸入枠について16年もかけて段階的にゼロにしていくそうで、業界の政治力はまだまだ大きいことが伺えます。


一方で、EUに向けて日本産の食品を輸出する後押しになる分野もあるようです。乳製品や卵を使った加工品、日本酒、焼酎など、検疫や容器容量規制などで輸出ができなかったり困難だったりしたものを、EUという大市場に広げていける可能性が広がり、これまで防戦一方だった食の分野でも攻めに転ずることができそうです。


TPPからアメリカが抜けたことで、世界に保護主義的な考えが広がっている印象がありましたが、日欧EPAをきっかけに日本が国際通商の流れをうまく掴んでいくことを期待します。

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関東大震災のときしごと

20170616



日経新聞の連載小説「琥珀の夢」(伊集院静)、なかなか面白い小説です。。サントリーの創業者、鳥井信治郎の伝記で、子供の頃の丁稚奉公から独立してめきめきと才覚を表し、「赤玉ポートワイン」を苦労の末に開発して大ヒット、今度は国産初のウイスキー製造を目指しています。これがすなわち、琥珀の夢。


今週の連載で信治郎は、関東大震災で壊滅的な被害を受けた東京へ船をチャーターして救援物資を運び、大得意先「国分商店」(今も食品卸業の雄として、一兆八千億円の年商を誇る)を訪れて納品伝票の束を破り捨て、売掛金をチャラにする男気を見せます。


これを読んで、当社の昔のエピソードをご紹介したくなりました。


当社創業者、春日喜一の残した日記があります。和紙に筆書きで私にはすぐには読めない部分が多いのですが、数十年に渡って会社創業からの業務や家族の記録がつけられております。亡き父が元気であれば、これを読みやすく改めて、社史を編纂してくれたことでしょう。


当時の諸届の写しや行事に用意したものなど、大変貴重な記録だと思うのですが、その中の一節に、関東大震災のことが書かれています。


…東京が大被害となったことを受けて、喜一は東京の仕入先に買掛金を急いで支払わせるべく、二代目となる息子、恒雄(私の祖父)に現金を持たせ使いに出し、一方で自らは大阪へ飛び急場の品不足をしのぐための砂糖の買い付けに動いた。


さらっと書いてありますが、大正時代のこと、東京や大阪へ赴くのもひと仕事であったことでしょう。商売でお世話になっているお取引先のためにできることを考え、同時に自らの商売が途切れてお得意先に迷惑をかけぬための危機管理をしたご先祖様のことを思うと、気持ちが引き締まります。

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保健所検査しごと

20170519



人の口に入る食品を扱う以上は、清潔衛生に気を遣わなくてはならないのは、当然のこと。衛生基準がきちんと守られているか、定期的に保健所の検査を受けます。


食品卸売業一般としては、お役所の営業許可をいただく必要はないのですが、当社の場合は包装された魚介や肉類、乳類などを取り扱うのに際して必要な許認可を得ています。


基本的に私共は商品を裸の(パッケージされていない)状態で扱うことはありませんので、そうでない業種とは求められる基準は違うのだと思います。それでもちゃんとした取り扱いをしているとお墨付きをいただくのは大事なことです。当社の扱いが原因で食中毒が出た、などということになっては大変です。


もちろん日頃から綺麗にしていますが(ここ大事!)営業担当者総出で、大掃除をします。普段はなかなか手の届きにくい箇所までピカピカにする。手のかかる仕事ですが、いい機会ととらえて作業をします。忙しさにかまけて衛生観念が頭から離れることのないように。


それでも検査が無事終わると、ホッとしますね。

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バッサリ丸刈りしごと

20170420

会社の庭木が7本。本社新築の際に記念樹として植えたものです。以来28年にわたってすくすくとよく育ち、上を走る電線をも呑みこんでしまう勢いに。これまでも何回か剪定をお願いしていますが、今回また業者さんを頼んで枝を払ってもらいました。


3人でやってきて、実質1日で(雨のため中断がありました)ご覧の通りです。木の枝を切ろうと下から順に作業をしていき、てっぺんまでいったら降りられなくなってベソをかく笑い話がありますが、こういう作業をする人は、枝の形とかを見てどんな手順で作業をするか、チャッチャッと脳内に段取りが組まれるのですね。


私たち素人から見ると、こんなに丸裸にして大丈夫なのかといつも思います。でもこの木もあと半月くらいすると、小枝がわさわさと生えてきてあっという間に葉がぼうぼうと繁ってくるでしょう。


費用のかかることですから、できれば一度刈ったらあと3年位は放っておいていいような具合にいけば結構ですが、これまでの例ではせいぜい2年がいいところです。やっぱり放ったらかしという訳にはいきません。


しばらくは風や日差しを遮るものがありませんね。会社のご近所は、もともと殆どが田んぼで夏に吹く風も涼しく心地よかったのですが、だんだんコンクリートの土地が増えてきて熱風が吹きつけるようになってしまいました(まあ当社こそ、その草分けですから文句を言う筋合いではありません)。そんな中、木陰を提供してくれる庭木の存在は、ありがたいです。大事にしていかなきゃ。

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出前講座しごと

20170307



先日、地元の中学校でキャリア教育の講師として、自分の会社と仕事を語る機会をいただきました。。


ロータリークラブには「職業奉仕」という言葉がありまして、ロータリーの金看板だとも言われています。これは一言で説明するのがなかなか難しいのですが、高い倫理観をもって自らの職業に専念し、それを通して関わるすべての人に奉仕する、というような意味です(だいたい)。


長野県のロータリーではこの一環として、地域の学校などに出向いて自分の職業について語る機会を持とう、という「出前講座」運動を行っています。今回私が中学校にお邪魔したのは、そんな事情あってのこと。学校には快く協力いただき、1年生全員を前にお話ができました。


それで、何を話そうか。日頃我が社ではめったに使うことのないpower pointを持ち出して(これでプレゼンを考え始めると面白くて仕方がないですね。癖になりそう)原稿を作りました。現在の会社の概況、創業の頃・明治大正時代のエピソード、そして主力取扱い品である「砂糖」のお話。


砂糖の仕入先商社さんに資料の手助けをお願いしたところ、とてもわかりやすい資料と共に、沖縄から「さとうきび」の現物を10本ほど送っていただきました。いま、ちょうど収穫期ですね(2013.2.25)。各クラス1本ずつ、味を見てもらえるようにプレゼントしました。


駒ヶ根ロータリーの会長と私とで1時間をいただいたのですが、準備した全部はとても話しきれませんでした。会長さんもそうだったでしょう。日頃の自分の仕事への思いや誇りは、簡単に省略できるようなものではありませんもの。でも自分にとって、こうして仕事についての話をまとめてみることは、いい機会でした。


子供たちはそこそこ集中して聞いてくれていたように思います。後日、彼らの感想を送ってもらえるとのことです。楽しみ!

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ソムリエになった!しごと

20170301



私はこれまで、日本ソムリエ協会から「ワインアドバイザー」という認定資格を戴いておりましたが、昨年末をもって「ソムリエ」資格になりました。先日新しい認定証とバッジが届きました。


これは、昇級試験に合格したわけではなく、日本ソムリエ協会の制度が変わったために自動昇格したものです。今までは同協会では、ワインのプロ資格に「ソムリエ」と「ワインアドバイザー」の二種類を設けていました。一言で言えば、前者は飲食店でワインのサービスに従事する人の資格、後者はワインを販売する酒屋の資格です。あと愛好者の資格として「ワインエキスパート」があります。


私は社長なので、経営する会社がワインを供する飲食店を副業でもやっていれば、自らサービスに携わっていなくともソムリエ受験資格があったのですが、そういったことはなくソムリエになることはできませんでした。ところが今般、日本ソムリエ協会の制度が変わってワインアドバイザーという資格はなくなり(世界基準に合わせたらしい)従来のワインアドバイザー有資格者たちはソムリエに統合されることになったのです。


私がアドバイザー資格を取ったのは2005年のこと。このときは準備期間約7か月、独学でよく勉強したと思います(ちなみに合格率2割くらいでした)。ソムリエとワインアドバイザーの試験は、筆記試験は共通、違うのはソムリエにだけワインサービスの実技審査が課せられたことです。想像ですが、審査員の前でワインを抜栓し品質を確かめ、グラスに注ぐ。定められたいくつかの手順をきちんと踏まえているかが問われたのでしょう。


ソムリエ資格の取得において私はこのプロセスを経ていないので、同時に送られてきたDVDで勉強して下さい、ということです。まあ、受験時にテキストは読み、この十年でおそらく7~800本のワインを(スクリューキャップを除く、最近ほんとうに増えましたね)抜いておりますから、人前でそう恥をかかないくらいにはできると思いますが。


ソムリエという言葉には、単に専門家というだけでなく、何となくおごそかな響きがあり、かなり良いイメージが持たれていると思います。だからこそ野菜ソムリエとか温泉ソムリエとか、いろいろな分野でもこの単語が使われるのでしょう。本家ソムリエの名に恥じぬよう、もっともっと勉強しなくてはね。

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台湾公式訪問団しごと

20170116



12日~15日、駒ヶ根市の「台中市等公式訪問団」の一員として台湾(台中と台北)に行ってきました。市長、市議、観光協会、そして私たち商工会議所関係で総勢33人という大所帯でした。


駒ヶ根市は2012年から台湾中部の大都市、台中市との交流を始めています。雪のない暖かい台湾の人たちにぜひ、真冬でも3000㍍級の山にロープウェイを使って気軽に登れる駒ヶ根を訪れていただきたいとの思いからです。以前当欄でも書きましたが(13.02.05)山上で行われる「純白の結婚式」もその一環です。


交流はインバウンド誘致が中心になるのはもちろんですが、経済界同士の交流も今後進めていこうとの方針で、今回商工会議所メンバーも正副会頭はじめ十数人が台湾を訪れ、現地の日系工場やデパートを見学したり、日台交流団体の方々と懇談の場を持ったりと、なかなか忙しい日程でした。


当然ながら食の探求も怠りなく…と言いたいところでしたが、時間の関係と、公式の懇談会で出されたご馳走の連続で(これももちろん美味しいものでしたが)胃袋にも限界があり、まだまだ未体験のものをたくさん積み残してしまいました。


私にとっては今回が台湾初訪問。台湾は意外と近くだとわかりましたので、また個人的な訪問もしたいと思います。


写真は、初日に訪れた台中市役所にて、台中の林市長(右端)と駒ヶ根の杉本市長(右から4番目)です。

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B-1グランプリin台場 (2)しごと

20161207

この記事を書くのに、来場した人はどう感じたのか検索してみたのですが、twitterもブログもほとんどヒットしない。来場者が極端に少なかった現れだろうと思います。


なぜこんなことになったのでしょうかね。告知不足だという人もいましたが、すぐ思いつくのは、東京で開催させる類似イベントの多さ。そのままB-1グランプリ(首都圏版とか)を名乗るものもあれば、ラーメン祭りだの肉祭りだのエスニック祭りだの、年がら年中何かやっています。今さら全国から大集合といってみても、東京の人には新鮮さは感じられないのでしょう。


そして、登場してくる各地の「食」そのものの魅力不足。今回私もいくつかのブースを回って食べてみましたが、文句なしにこりゃ美味しいや!なんてものは、そんなにはありませんね。五十六ものブースがあっても、焼きそばやら鶏肉系やらが多く、もっともっとバラエティがほしい。


極論すればいわゆるご当地グルメは、現地で食べるから楽しく美味しいもの。だからこそ、まちおこしの素材になりうるはずです。それを東京で食べさせることは、始めのうちは知名度を上げる意味もあったのでしょうが、やっぱり都会の人が食べてすぐ感心するようなものは、少ないのかもしれません。ソースかつ丼やローメンがリピーターを呼ぶような存在であってくれればいいのですが。


もちろん美味しいものもありました。今回食べた中、明石の「玉子焼き」は文句なしに美味しかった。いわゆるタコ焼きに玉子をたっぷり入れてふわふわに仕上げ、熱いだしつゆをつけて食べるもの。私は学生時代に開高健の小説「新しい天体」でこの食物の存在を知りました。時々似たようなものを食べる機会はありましたが、何だこんなものか、わざわざ文豪開高健がとりあげるほどのものかなと思っていました。


一度は現地の本物を食べてみたいとずっと思っていたのです。今回食べたものは、想像を上回るおいしさで、見事今年度大会のグランプリを受賞しました。最近の大会では上位入賞の常連だったようですね。


参加した駒ヶ根・伊那の皆さん、まことにお疲れ様でした。せっかくたくさん用意したものを食べてもらえなかった悔しさ悲しさを思うと、まったく残念です。

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B-1グランプリin台場しごと

20161206

この週末、ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」が東京はお台場で開催され、地元の「駒ヶ根ソースかつ丼」「伊那ローメン」が共に出場するとあって、激励に駆けつけました。。


2010年9月、神奈川県厚木市で第5回大会が行われたときには長男を連れて出かけ、猛暑とものすごい人出の中、大汗をかきながら行列に並んだことを思い出します(当ブログにも3回にわたって書いています)。このとき主催者発表では二日で43万人という途方もない集客、人気商品を購入するには1時間以上並ばなくてはならない有様で、地方発のグルメに対する関心の高さを肌で感じました。駒ヶ根ソースかつ丼も4400食を売り切りました。


それが今度は東京のど真ん中での開催とくれば、どれほどの入場者があるでしょうか…各出展者も大きな期待をもって臨んだことと思います。ところが3日土曜日の夜、参加した人から聞くには、来場者が信じられないほど少なく、かつ丼もまるきり売れなかったというではありませんか。駒ヶ根だけではなく、どこのブースも閑古鳥だったのだと。


そんな馬鹿な!?半信半疑で4日の日曜日、開場時間の9時半に会場に駆けつけてみると…


ええっ、本当に人がいない。駒ヶ根ソースかつ丼も、伊那ローメンも、会場を全部ぐるっと回ってみましたが、行列のできているブース、ひとつもなし!これは、来場したお客さんにとっては気軽に各地のグルメを数多く楽しめて結構なことだとは思いますが、全国各地から集まった出展者の皆さん、泣いちゃうでしょ。


午後1時過ぎまで会場におりましたが、朝より人は出ては来ましたが、厚木のときの熱気には、ほど遠し。何だか複雑な、まことに情けない気持ちで会場を後にしました。。主催者発表では来場者は二日間で20万2千人だそうですが、とてもそうは見えない、ちょっと信じがたいです。

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